門前市郎によろしく

ジレッタが残らないのが悲しすぎて覚書。まだ途中。一人の記憶力では限界があったので色んな人の記憶を頼りに書かれています。自信のないところも多々あるのでご指摘お待ちしています。そのうち絵を描く方のおたくの舞台セットメモが上がるかもしれない。

上を下へのジレッタ⑥

ナレ「敵対勢力にジレッタを奪われることを恐れた日本政府は、山辺を指名手配した。
しかし時すでに遅し…
山辺はジャンボジェットの貨物室に身を隠して、一路スイスを目指していた。」
ウッドベースのケースの中で悶えている山辺
ナレ「しかし…誰だって24時間もの間、こんな狭い場所に閉じ込められていては…」

『機内のシンパシー』

上の貨物室で苦しむ山辺と、下の客室で苦しむ乗客とCA・パイロット。

“容赦ないハイプレッシャー”
山「ええいもう見つかったって構わねえ!」
山辺クラリネット?を見つけ、一回吹くまねをしてから、口側を下にして放尿。
曲調が変わる。
“ムーンリヴァー…”
解放される乗客・乗員。

再び曲調が変わる。全員ハイテンションになる。
着陸。
税関で止められる山辺(の入ったウッドベースケース)
職員“中身を拝見”
山“中身は楽器”
職“念のため”
山「楽器だよ!」

山「くそー!ここまで来て!どいつもこいつも眠っちまえ!」

曲調が変わる。(テンポが遅くなる)
“他人だったあなたが今…”
全員寝る。
山辺、ケースから出る。
山「??」

全員突然起き上がり、“ミラクルインザスカイ!”で一瞬復活。
今度こそ一斉に寝る。*1

舞台両脇の文字「ライン川沿いにある門前のアジト」

門「そいつはきっとジャンボジェット機の爆音が原因だ!」
山「キミちゃん!」
チ「オンちゃん!」
門「つまり爆音に含まれる超音波がお前の脳を刺激した」
山「またこんな顔に?」
チ「ごめんなさい…」
門「そうしてその爆音の中にいた乗客全員が、ジレッタを体験したってわけさ!」
チ「あんたがいないとどうもね」
山「なんか食いに行くか」
チ「うん!」
門「こいつはすごいことだぞ!もうヘッドホンなんかいらない、お前はもう自由自在に」
山「スイスの名物ってなんだろうな?」
チ「チーズとかかしら」
二人、上手にはけようとする。
門「聞けよ!!」

門前、二人に歩み寄る。
門「なんだお前ら顔を見合わせれば食い物の話ばっかり!これが一世を風靡したアイドルと、かのジレッタアーティストの会話か!?」
チ「私はほとんどデビューと同時にコケました」
山「俺だってもうジレッタとはすっぱり縁を切る!」
門「お前はとうとう覚醒したんだぞ!これで世界中にジレッタを見せてやれるんだ!」
山「世界中にジレッタを見せた後、次はどこに逃げるってんだ!?ああ、宇宙か!?ハッ馬鹿らしい、俺はもう二度とジレッタなんてやんねえ!」
チ「気持ちは分かるよオンちゃん」
座り込む山辺に寄り添ってチエも座る。
門「ジレッタをやめて何するってんだ?」
二人へ近づく。
門「お前ら結婚するんだろ?一体何で食っていくつもりだ?漫画か?日本でうけなくてもスイスではうけるってか!?」
山「そんなポンポンあれこれ聞くな!」
チ「それにジレッタをやってたって、ちっともお金が貯まりません!」
門「頭を使えよ頭を。こいつが眠れと念じただけで空港中の人間が寝ちまったんだぞ。ということはだ、例えばスイス銀行に、俺たちの貯金が1億マルクあると思わせて!」
固まる門前。
門「……小さい。小さすぎる…。これが天才門前市郎の発想かァ!!!」
チ「誰と話してるのかしら」
山「自分で自分のこと天才って言うくらいだから頭おかしいんだよ」
門「待てよ…お前言ったよな!宇宙へ逃げるのかって!」
山「!?言ってねえ!」
チ「言ったわよ!」←山辺
後ろの壁が開く。窓越し?の大きな月。
門「いっそ地球を飛び出して、宇宙へ目を向けるんだ!こういうのはどうだ?月が接近してきて、しまいには地球に衝突する。世界中にそう思わせるんだ」
山「そんなことしたら一体どうなっちまうんだよ…」
門「そいつはさすがの俺にも分からねえ。パニックになって崩壊するか、あるいはまた新しい世界が生まれるかもな」ヒヒヒ、的な笑い声。
チ「だめよそんなことやっちゃ!」
門前、山辺の両肩を掴む。
門「なぁ山辺、俺たちは何のために日本を出たんだ?」
山「指名手配されたから…」
門「そうじゃない!お前の表現を受け止める器として、日本は小さすぎたからだ…!山辺、お前は芸術家だろ。芸術家として生まれたからには、大きなことをやり遂げたいと思うのが普通だろ…!*2
チ「オンちゃん駄目よ!この人勢いだけで喋っ」
門「黙ってろチエ!!これは男同士の魂の会話だ!!」
門前、チエに怒鳴って黙らせてから、山辺に向き直る。
門「え?どうなんだ山辺
山「…そりゃ俺だって!いつかは一発当てたい、けど…」
門「…決まりだな。タイトルは『地球最後の日』。決行までにイメージを固めておけ。世界中が信じて疑わない、地球滅亡のイメージをな」
門前、下手に走り去る。

山辺、暗い顔で俯向くチエに気づく。
山「だ、大丈夫だよ!いくら俺の感度が上がったからって、世界中が超音波を受信するなんて」
チ「オンちゃん…言いたいことは山ほどあるけど…」
山「おお、言ってくれ!」
チ「でも今は…とにかく…お腹が空いて…」
山「ああ、そうだな、続きは腹いっぱい食ってからにしよう!」
チ「そうしてもいい?」
山「いいとも!キミちゃんがいつも満腹でいられること、それが俺の、いちばんの望みさ」
はけていく二人。

文字「リエの新居」
リエがソファに座って上手から流れてくる。
下手から歩いて現れる門前。
門「へえ〜、バイヤーってのは、そんなに儲かるもんなのかい。ご主人は麻薬でも売りさばいてるんじゃないのか?」
リ「不可能だわ。世界中の人間がジレッタを体験するなんて」
門「明朝、 アメリカがロケットを発射する。」
リ「まさか」立ち上がる。*3
門「有人ロケットが、初めて火星に向けて飛び立つんだ。当然世界中がテレビに釘付けだ。その様子はアメリカの宇宙基地から全世界に向けて放送される。じゃあその基地から超音波を発信したとしたら?」
リ「そんなこと」
笑い飛ばそうとするも、「この俺にできないと思うか!?」と門前に遮られ深刻な顔つきに。
門前、上手側へ移動しながら
門「地球が滅亡するとなりゃ、大恐慌どころの騒ぎじゃない。特に取引で食ってる人間なんかは、真っ先に気が狂うだろうよ」
リエの座っていたソファに腰掛ける。
リ「…主人のことを言ってるの?」
門「ああ、そういえばご主人は、世界を飛び回るバイヤーだったよねぇ」ニヤニヤしている。
リ「脅迫するつもり!?」
門「いや、俺はただ今後の予定を」ニヤニヤしている。
リ「何が狙いなの!?」
門前、真顔になり音楽がかかる。

『ただ1つの真実』
言い合う二人。
追い越したり振り返ったり押しのけたり追いかけたりしながら、徐々に下手へ移動。
二人“Tell me "I need you"? "Never let me go?"”

門「…だったら地球が終わる間、せいぜい旦那に言い聞かせてやるんだな」上ずった声から一転、吐き捨てるように「これは全部妄想だって!」
リ「待って!」
下手へ走り去る門前。
残されたリエ、うつむいて「…そんなことさせないわ(顔を上げ)絶対に!」
リエ、追うように走り出す。

キ「オンちゃん、あんた明日本当にやるつもり?」
山「〜っキミちゃんが言ったんだぞ!俺が成功するまで結婚はしないって」
キ「世界中にご迷惑をかけることが成功?」
山「その先にあるんだ成功は!みんなが目覚めて、全部が俺の仕業だって知った時、世界中が俺を見直すんだよ!」
キ「先生みたいなこと言って!」
座り込むキミ子。
山「…ほら、チーズでも食べて機嫌直せよ」
鞄からでかいチーズが出てくる。
キ「ありがとう!」
車のブレーキ音と勢いよくドアの閉まる音。
山「誰だ!?」
キ「あの人確か先生の…」

下手よりリエ登場。
山「ああ、門前の別れた女房か」
キ「何かご用ですか?」
リ「…能天気な顔して。(客席側に向き直って腕を組む)いい気なもんね」
山「何だよいきなり!」
リエ、キミ子を見る。「…醜い顔」
山「何だよお前さっきから顔のことばっかり!」
リ「最初からその顔がお相手なら、私もあいつの前で醜態晒さずに済んだってことよ」上手側へ移動、腕を組む。
キ「…行こう!オンちゃん!」
山辺の腕を掴んで下手一段下へ。
リ「ええあなたは消えて。私が用があるのは山辺さんの方だから」
キ「…!?オンちゃんに何の用だよ!」
リ「あなたに言う必要が?」
キ「言いなよ!」
リ「あなたにだって、言えないことの一つや二つあるでしょうに!」
キ「私に?ないよ!」
リ「じゃあ山辺さんは知ってるのね?あなたと彼の関係を」
ぎくりとなるチエ。
山「彼?彼って誰だよ」
リ「デビューに失敗した後も毎週末小百合チエになっていたのは何故?」
キ「…行くよ!」再び山辺の手を引く。
リ「ずるい女!嫌がってる振りして、上手に二つの顔を使い分けてたんだわ」
キ「…それ以上私のこと侮辱しようってんなら、二度とその口きけないようにしてやっからな!」
リ「やってごらんよ。ブス」
チーズを投げ捨てるキミ子。
山「あっチーズ…」
キミ子ビンタ→リエビンタ返し。吹っ飛ぶキミ子。ほおを抑えながら足をじたばたさせ「このアバズレ!ぜってえ許さねえかんな!」
上手手前からはける。
山「キミちゃん!」
リ「あなたは私と行くの!」
リエ、山辺の腕を引く。
山「いやそういうわけにも…」
キ「待てこのアマ!」
キミ子、上手から丸太を持って登場。
山「うわ!何持ってんだよキミちゃん!」
キ「忘れたの!?あたしはミス丸太ん棒よ〜!」
山「それ意味違うだろ!」
キ「その手を離せアバズレ〜!」
山辺とリエの間に丸太を振り落とす。
左側セットの壁に丸太をぶつける。
キ「よくもあたしの男に〜!」
リ「あなたに言われる筋合いないわよ!キャー!」
なんやかんやで最上段まで追い詰められる。
山「キミちゃん落ち着けって!川に落ちたらどうすんだ!」
リ「聞いて山辺さん!あなたの彼女はずっと前から門前と!」
キ「黙れこの女〜〜!」
空振し、川へ落ちるチエ。「キャーッ!」
山「キミちゃん!キミちゃーーん!!」

ナレ「ライン川の流れは速くー…チエを瞬く間に遥か彼方へと運び去った…」
後ろの壁が閉まる。
ナレ「偶然通りかかった遊覧船に救出された時…チエは既に意識不明の重体であった」

AMBULANCEのカウンターとナース上手端に登場。門前は下手から。
ナ「門前さん、シカゴから国際電話です」
門「ありがとう…。…門前だ」
下手端にライト。液体窒素的なモクモクの中、後ろに三人と足元に電話機を持った一人を従えたマフィアのボスが椅子に座って登場。
ボ「よぉ先生…調子はどうだ」
門「最悪だ」
ボ「そいつは良かった。こっちは万事順調だ。宇宙基地のアンテナに細工してやったぞ」
門「山辺のフィアンセが瀕死の状態なんだ」
ボ「そいつは良かった。これで宇宙中継が始まった途端、全世界に超音波がばら撒かれるって寸法だ」
門「山辺は今ジレッタどころじゃ」
ボ「そいつは良かった!」
門「あんた俺の話を聞いてんのか!」
ボ「俺たちファミリーはなぁ!このビジネスに大金をかけてんだ。ミスタージレッタのツレがくたばろうが何しようが、もう後戻りはきかねえんだよ!」
門「…脅したって無駄だぞ。この門前市郎は、相手がギャングだろうと大統領だろうとよ…」
ボ「ロケットの発射時間はそっちの時間で明朝……」
門「……っ」
ボ「…何時だっけ?」
ボスの後ろの三人がぎくりとなり、揉める。
ボ「おい喧嘩はやめろ。喧嘩はやめろ」
電話機を持っている人「6時です!💦」
ボ「6時だ。それまでに準備を済ませておけ」
門「ちょっと待ってくれよ…!」
ボ「待てねえな!しっかり見張ってるからな。どこにも逃げられねえぞ…」
門「もしもし!?もしもし!?…くそっ」

上手からナースがもう一人登場。
ナ2「門前さん!チエさんの意識が!」
門「戻ったのか!?」
壁が開いて病室登場。山辺が寄り添っている。
医「いやはや驚きです」
門「じゃあチエは…!ありがとうございます!」頭を下げる。
医「急に美人になった」身体をずらしてチエを指し示す。
門「そっち!?」

チ「オンちゃん…ごめんねこんな時に…」
山「いいんだよ!もう何も喋んな!」(多分がんばって)笑顔を見せている山辺
チ「私、あんたと会えて良かったよ」
山「どうしたんだよ急に…俺の方がよかったよ!」
チ「なんだか、ずいぶん遠くに来ちまったねえ…」
山「ああ…そうだな、元気になったら一緒に田舎に帰ってのんびりしような」
チ「それはちょっと…無理かもしれない…」
山「無理って、何が無理なんだよ!」

チエ、布団をばっと除け、前に歩み出て歌いだす。

『食うか飢えるか(リプライズ)』

二人見つめ合いながら歌う。二人だけの世界。
山“現実は味気ないけどいいの?”
門“だからこそのフィクションさ!”
チ“派手で薄いニセモノより地味なリアルを見つめていたい”
門“そんな奴いやしない!”
門前の声は全く届いていない。

見つめ合う二人の間に立つ門前。
門“恨んでいるのか?俺と出会った運命を”
二人“ルルル リアル”
見えてないように、見つめ合ったまま段を上がる二人。取り残される門前。*4

中央で歌う白い服の二人と、脇で俯く黒い服の門前。

ベッドに立つチエとベッドの隣に立つ山辺が、片手をつないで見つめ合って歌い終える。手が離れて、チエが倒れこむ。
医「…ご臨終です」
山「キミちゃん…?嘘だろ!キミちゃん!」
泣く山辺
山「おい門前説明しろ、どうしてキミちゃんが死ななくちゃならねえんだ!」
門前、胸ぐらを掴まれる。
門「分からない…」
山「答えろ!」
門「俺の専門はフィクションなんだ!現実については何一つ説明してやれない…!」
山「ちくしょお!だったら俺も死んでやる!」
門「馬鹿言うな!」
山「キミちゃんがいないのに生きてて何の意味がある!」
再びチエのベッドにすがりつく山辺
門前、腕時計を見る。
それに気づく山辺
山「…おい。こんな時に時間が気になるか…?」
門「…いや」
山「お前って男は、この後に及んでまだ俺にジレッタをやらせる気か!?」
門「やりたくないなら…やらなくていい。中止にするまでだ」
山「出来もしねぇくせに!」
門「出来るさ!…殺されるかも、しれないけどな」
下手へと去ろうとする門前。
山「…やるよ!」
門「え?」
山「やってやる!キミちゃんのいない世界なんてめちゃくちゃにぶっ壊れちまえばいい。完全に消えちまえばいいんだ!」
山辺の肩を掴む門前。
門「…そうだ…消せ、消せ!地球ごと吹き飛ばししまえ!」

スクリーンにロケット発射のカウントダウンが映る。
下手端、装置に座った山辺と門前。
マフィアのボスとの電話。
ボ「いよいよだ。準備はいいな門前」
門「ああ、いつでもオーケーだ」
ボ「ニューワールドの始まりだ…!グッドラック」
カウントダウンが始まる。
門「行くぞ山辺…」
発射。
門「今だ!始めろ!!」

アヴェジレッタ…と唱えながら銀フードマントのカンパニーが両端に縦に並ぶ。
銀色の布が奥から手前へ地面を覆う。
フラフラしながら中央に立つ門前。
門「ハハハハ…いいぞ山辺…いい感じだ…!さぁ月よ、思いっきりぶつかってこい!!ハハハハハ…」

突如、山辺の台詞がリフレインする。「キミちゃんのいない世界なんて、めちゃくちゃにぶっ壊れちまえばいい、完全に消えちまえばいいんだ!」「だったら俺も死んでやる!」
はっとなる門前。
門「山辺、お前!」
近づこうとした時、強い風に煽られて倒れる。

4段目まで駆け上がる門前。
3段目上手からリエ。
門「リエ!?」
“いつだってサプライズの仕掛けで頭がいっぱい…”
暗くなり、銀マントが銀の布をふわっと浮かせている間にリエはける。
3段目下手から有木
“Hey, Mr.Yesman…”
はける。
3段目に降りて倒れる門前。4段目上手からジミー。
“Keep on lady, 君が見つめているうちは…」
1段目まで転がり落ちる門前。
4段目下手から竹中社長。
“頂点までの長い旅路を嘲笑う 一瞬のうちに起こる無情な転落…”
よたよたし、再び倒れる門前。立ち上がる。3段目上手からチエ。
“I love you…”

山辺が起き上がり、装置を外して近寄る。中央で見つめ合いながら歌う二人。
下手で膝をつき、放心?絶望?している門前。スクリーンに車が飛んでいく様子などが映る。
二人手を繋いで奥へ消えていこうとする。
門前、客席側に手を伸ばしながら、
門「行くな、山辺!!お前が消えちまったら、誰がジレッタを止めるんだ!!」
二人が消える。
強風が吹く。
壁の淵に掴まって耐えるも、また中央に投げ出される門前。銀フードマントの人々が門前に近づく。
門「よせ!俺は行かねえぞ!!」
振り払おうとするが、4人くらいに捕らえられて奥へ引きずられていく。
門「これは妄想だ、全部妄想なんだ!!」
舞台の一番奥へ。
四角く閉じていく。
門前、手を伸ばす。

「現実!!」

四角く空いていた空間が完全に閉じて、暗闇に包まれる。
静寂。

ビルの地下のセット。
地上の大混乱の騒音がうっすら聞こえる。
超音波のような音が絶え間なく鳴っている。
中心の柱の上から「つづく…」の看板が降りてくる。
無音になり、看板にだけライトが当たる。後ろの柱に影が映る。
本のページのようにぱたんと一枚めくれて、「おしまい」に変わる。

閉幕。

*1:花瑛さんだけ大の字で寝るのが最高にかわいい

*2:ここの台詞ちっとも思い出せないので想像です、教えてください

*3:門前の行動に対してやたらと察しのいいリエほんと好き…頭の良さと付き合いの長さ…

*4:ここでしばらく保っていたオタクの涙腺があっけなく崩壊する